【外道の歌2巻】ネタバレ＆感想！ムカつくママ友の子供を肉袋にした母親

『善悪の屑』続編『外道の歌』2巻あらすじと、2巻収録の10～14話詳細内容ネタバレ＆感想・考察についてです。無料試し読み情報あり！
ムカつくママ友の子供を肉袋にした母親に復讐を・・・！
人生を全否定されたと思った女の狂った凶行にカモは・・・？

※ここからネタバレを大いに含みますので、先に無料試し読みをしておくことをオススメします！

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『外道の歌』2巻あらすじ

外道の歌2巻収録事件一覧

• 幼稚園児肉袋事件
• “練馬区の殺人鬼”園田夢二VSゲイストーカー

東京を夢見て、必死に勉強し、大学に合格。
田舎から上京した真理江は、その後一流企業に就職。
将来性のある男にプロポーズされ、娘も誕生。
人生の勝ち組のはずだった。

しかし、現実はバイトしながら家計を支え、ママ友からバカにされる日々・・・。

加藤真理江「夢の中で”血の詰まった肉袋“を締めたのは覚えてる」

肉袋とはムカつくママ友の子供のこと。

5才の子供への凶行に走った真理江にカモがする復讐代行とは・・・！？

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幼稚園児肉袋事件ネタバレ＆感想

事件概要

母子家庭の貧しい環境から脱しようと、
夜遅くまで必死に勉強し、東京の大学に合格。
大学卒業後は一流企業に就職。
将来性のある男にプロポーズされ、私生活も完璧。

私は人生勝ち組よ・・・！！

地元の後輩や派遣の人間をクソ馬鹿にする真理江からは、そんなオーラが漂っています。

生まれたばかりの娘・乃亜の泣き声はガン無視で、
ツイッターに一人出産を勝ち誇ったようにアップし、ニヤニヤとスマホを眺める真理江。

舞台は3年後、千葉県成田市。

そんな真理江の前に現れたのが、
幼稚園でママ友グループを仕切る女、前野。

年少の子でグループになり、
親が交代で送り迎えさせることに。
グループは幼稚園が決めるのですが、
すでにグループになってるんだからある程度はこっちに決めさせてもらいたいと、ムカつくママ友代表のような前野。

女のドロドロ合戦は既に始まっている・・・！

同じグループとしてあいさつ前野に、真理江は「どうも」と返し、ファーストコンタクトで大失敗。

真理江の上から目線の挨拶が、グループのリーダー格だった前野のカンにさわります。

真理江も、
カル◯ィエの時計やグッ◯のカバンで
ママ友達の関心をひこうとするも、4～5年前の古いモデルであることを前野に見破られ、退散。
無駄にブランド品で見栄張るから反感買うんだよ・・・。

そして親睦を深める前野主催のグループお茶会を断ったことで、完全に前野に目をつけられた真理江。

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勝ち組と見せかけた転落人生

お茶会を断った真理江は、地味な服に着替えて、6駅離れたスーパーにバイトに向かいます。

エリートサラリーマンだったはずの夫は、
独立したせいで会社はヤバイ状況に。

大量の向精神薬と睡眠薬でも眠れない真理江。

オレの夢についてこないかと言われてついていった挙句がコレ・・・？

真理江はこれから幼稚園に通う娘の乃亜に、「勉強でも私生活でも絶対に他の子に負けちゃダメだ」と言い聞かせます。

ママは子供の頃からそうやって自分一人でのし上がってきたんだからと。

そう自分の娘に叩き込む真理江。

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ママ友からハブにされブチ切れ

数ヶ月後、完全に前野の真理江ハブりが完成。

グループで他のママ友に話しかけても、
この間みんなでランチに行ったというイタリアンのお店の話をされ、「アソコ」「またみんなで」と前野にかぶせられます。

誘われていないランチの話に、またこの流れ？とマジギレする真理江。

さらに、自分の娘の乃亜だけが、
前野の娘・あかりのお誕生日会に誘われていないことが発覚。

ぶっちゃけた話、周りのママ友は空気を読んでただ前野に合わせてるだけなんですけどね・・・。
つくづくくだらないな、ママ友って・・・。

プライドっていうより、自己顕示欲の塊だと真理江をバカにする前野。

一方、真理江はうちの子をバカにするってことは、私をバカにする＝私の人生を全否定してると暴走。

ついに、とんでもない凶行に走ります。

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肉袋にしてやる

お迎え当番の日、
真理江は前野の娘・あかりをかくれんぼに誘います。

自分の娘は「呼ぶまで絶対に出てきちゃダメよ！」と車に残し、
ポケットに隠し持っていたヒモで、真理江はあかりを肉袋に・・・。

車に戻った真理江は上機嫌で「焼肉でも食べに行こうか」と娘に言います。

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前野が肉袋にされた娘の復讐を依頼

その後真理江は警察に逮捕されるも、
最高裁で心神衰弱状態にあったと、一審・二審の無期懲役判決が覆ります。

真理江が8年で医療刑務所を出所したことを知った前野は、知人の知人に頼んで興信所に依頼し、現在の真理江の住所を調べます。
そして、カモに復讐代行の依頼。

とても怖がりで、夜になると一人でトイレに行けなかった娘。
そんな娘が誰もいない山の中で、首を絞められて殺された・・・。

あの女も同じくらいの恐怖と苦しみを与えてから殺してほしいという前野。

真理江は逮捕後離婚し、アパートで一人暮らしをしていました。
ゴミ屋敷と化したアパートで、相変わらず大量の薬、さらには尿を漏らす真理江・・・。
カモとトラに無抵抗で拉致されます。

何回試しても死ねないという真理江の手には無数のリストカットの痕。
10年間、一度も娘には会えていない。

「早く死んで楽になりたい」と言う真理江に、前野は、「死んで楽になるというのなら死なせない」と、真理江を殺さずに生かす道を選びます。

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モヤモヤする結末

総括するとママ友怖えなって話でした。
母親の狂気って死ぬほど怖い。

正直今回は真理江側に同情すべき点もあって、いけ～やれカモッ！という感じにもならなかったのが、
復讐代行がなかったことも含め、モヤモヤする結末でした・・・。

真理江も前野も被害者ヅラしてるけど、
てめえら母親のくだらないプライド合戦の一番犠牲になってるのは子供達だってこと。

前野も自分の行動が凄惨な事件を招いたことを反省した方がいい・・・。

愚かな母親のせいで割を食うのは子供なのにね。

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